そんな情報はたくさんあるのに、何がどう違うのか分からない。
失敗したくないだけなのに、
調べれば調べるほど情報が増えて、逆に迷ってしまう人はとても多いです。
なぜ効果に差が出るのか。機械の性能や使われ方がほとんど説明されていないです。**
この記事では、
スポットサイズが脱毛効果にどう影響するのかを中心に、分かりやすく整理して解説します。
調べるほど迷う状態から抜け出して、
がはっきりさせます。
医療レーザー脱毛は、
性能を理解して選ぶことで、無駄な回数や遠回りを減らせます。
スポットサイズとはレーザーが肌に当たる範囲

スポットサイズとは、レーザーが肌に当たる範囲(照射面積)のことです。
脱毛は、レーザーの光を毛に当てて、光の熱で毛を弱らせる方法です。
このとき、機械の先端(ハンドピース)から光が出ます。
その光が肌に当たる「広さ」が、スポットサイズです。
基本的に、ヒゲ脱毛では「大きいスポットサイズ」の方が有利な場面が多いです。
- レーザーが深く届きやすい
- 当て漏れが少なくなる
- 施術が早く終わる
からです。
スポットサイズが大きいほど、レーザーの光は皮膚の奥まで届きやすくなります。
レーザー=まっすぐ一直線と思いがちですが、実際は違います。
皮膚の中に入った光は
これを散乱(さんらん)といいます。

-
小さいスポットサイズの場合・光が 小さい範囲から入る・皮膚の中で横に散らばる・周りから光の補給がない横に逃げてしまい、奥に届く前に弱くなる
-
大きいスポットサイズの場合・光が 広い範囲 から入る・横に散らばっても、周囲から光が補われる・**中心部分の光が減りにくいエネルギーが残ったまま、奥まで届きやすい
医学レーザーの世界では、
有効深達度(どれくらい奥まで効くか)はスポットサイズに強く影響される。
と考えられています。
- 小さいスポット:側面から光が逃げやすい
- 大きいスポット:側面から逃げても補われる
同じ光の強さ(J/cm²)でも、大きいスポットの方が深部に届くエネルギーが多い**
という結果になります。
レーザー医学の基本的な物理原理です。
ヒゲは、・毛が太い・根が深いという特徴があるため、奥まで届くことがとても大切です。
スポットサイズが小さいと、
- 照射回数が増える
- 照射と照射の間に、すき間ができやすい
という問題が起きやすくなります。
一方で、
スポットサイズが大きいと、
- 一度に広い範囲を照射できる
- ムラが出にくい
というメリットがあります。
照射範囲が広い→ 必要なショット数が少ない→ 施術時間が短くなる
ヒゲ脱毛は何回も通うので、1回が早く終わるのはメリットです。
- スポットサイズが小さい→ 小さな点でピンポイント照射
- スポットサイズが大きい→ 広い範囲を一気に照射
と考えると、イメージしやすいと思います。
小さいスポットサイズが向いている場面もあります。
- 鼻の下・口角などの細かい部分
- 形をきれいに整えたいデザイン脱毛
- 凹凸が強い場所
こうした場所では、肌にしっかり当てやすいことが大切になります。**
どれだけ性能が良くても、光を毛に当てられなければ意味がないからです。
場所を考えないのであれば、
基本的にはスポットサイズが大きい方が有利です。
と思うかもしれません。
大前提に、脱毛機の性能はスポットサイズだけで決まりません。
他にも
- 出力(照射の強さ)
- 波長(どれくらい深く届くか)
- パルス幅(光を当てる時間)
なども、すべて関係しています。
脱毛効果は機種の性能で8~9割が決まります。
スポットサイズは、機種の性能を決める要素のひとつです。
スポットサイズによって出力は調整されている

スポットサイズが大きくても、小さくても、きちんと脱毛効果が出るように、出力は調整されています。**
基本的な考え方は、
- スポットサイズが大きい→ 出力を下げる**
- スポットサイズが小さい→ 出力を上げる**
ということです。
これは国が認めた医療承認機器の資料からも分かります。
たとえば、GentleMax Pro Plus(ジェントルマックスプロプラス)という医療レーザー脱毛機があります。

この機種は、
国が安全性と効果が期待できると認めた「医療承認機器」**です。
詳しく知りたい方は
PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)の検索サイトで
(医療承認番号:30200BZX00304000)調べてみてください。
資料の中には推奨パラメータという数字があります。
推奨パラメータとは、
と、製造メーカーや国があらかじめ決めている設定値のことです。
国が
と認めた条件です。
資料の中で、
Fitzpatrick Ⅲ(一般的な日本人に多い肌タイプ)の場合の、
アレキサンドライトレーザーの推奨設定です。
| スポット径 | 推奨出力 |
|---|---|
| 8 mm | 26〜30 J/cm² |
| 12 mm | 18〜22 J/cm² |
| 18 mm | 10〜12 J/cm² |
| 24 mm | 6〜7 J/cm² |
スポットサイズが大きくなるほど、出力が下がっているのが分かります。
と思うかもしれません。
でも、それは肌にとって危険です。
レーザーには要素があります。
- スポットサイズ(cm²):どれくらい広く当てるか
- 出力(J/cm²):1cm²あたりの強さ
- 照射エネルギー(J):合計の熱の量
広い範囲 × 強い出力が照射エネルギーを大きくできる。
ただし、肌が受けるダメージが一気に増えるのです。
脱毛は、光を毛に当てて、熱で毛を弱らせる方法です。
毛に熱が届くのは大事ですが、それで肌を壊してしまったら意味がありません。
ポケモンでいう、「すてみタックル」みたいなものです。
相手にも効くけど、自分も大きなダメージを受けてしまいます。
実際に起こりうる肌トラブルは
- 火傷
- 水ぶくれ
- 色素沈着
- 色素脱失
などがあります。
これはすべて、
毛より先に、肌が熱に耐えられなくなった状態です。
だからこそ、
という設計になっています。
そう思うかもしれませんが、
最初にも、言ったように
スポットサイズが大きいと、
- レーザーが深く届きやすい
- 当て漏れが少ない
- 施術が早く終わる
同じくらいの照射エネルギーでも、
スポットサイズが大きい方が有利な場面は多いというわけです。
実際の医療レーザー脱毛機のスポットサイズはどのくらい?

大前提として、
スポットサイズだけで脱毛効果が決まるわけではありません。ここは忘れないでください。
他にも
- 出力:光の強さ
- 波長:光がどれくらい奥まで届くか
- パルス幅:光を当てる時間
- 冷却能力:肌をどれだけ守れるか
などがあります。
スポットサイズは、その中のひとつの要素です。
メディオスターモノリスのスポットサイズ

メディオスターモノリスという機種を見てみます。
この機種も、
国が安全性と効果が期待できると認めた医療承認機器です。
(医療承認番号:30200BZX0040400)
メディオスターモノリスには、4種類のハンドピースがあります。

| 種類 | 照射面積 |
|---|---|
| S | 1.0cm² |
| M | 1.5cm² |
| L | 3.0cm² |
| XL | 9.98cm² |
照射する部位によって、これらを使い分けます。
-
小さいスポット(S)1.0cm²(S)は照射面積が小さく、鼻下やあごなど、細かい部分の照射に向いています。
-
大きいスポット(XL)9.98cm²(XL)は照射面積が広く、頬やもみあげなどの広い範囲を素早く照射できます。
9.98cm²(XL)大きさのイメージとしては、切手2枚分くらいです。
この大きなスポットサイズのハンドピースがあるという点が、
メディオスターモノリスの特徴のひとつです。
ただし、
- どのハンドピースを使うのか
- 顔にXLを使うかどうか
クリニックの方針によって異なります。
ジェントルマックスプロプラスのスポットサイズ

次に、ジェントルマックスプロプラスを見てみます。
こちらも、国が安全性と効果を認めた医療承認機器です。
(医療承認番号:30200BZX00304000)

円の面積で考えると、
- 最小で約1.13cm²(直径6m)
- 最大で約21.2cm²(直径26mm**)
になります。
約21.2cm²の円は、
500円玉の直径より2倍くらい大きいサイズです。
部位に応じて、サイズを使い分けます。
結局どの機種を選べばいいの?

脱毛はレーザーの光で毛を弱らせる方法だからです。
施術者が同じでも出る光の性質は機械で決まりますよね?
他にも、
- 出力 → 光の強さ(どれくらいの熱を出すか)
- 波長→ 光がどれくらい皮膚の奥まで届くか(浅い毛向き・深い毛向きがある)
- パルス幅→ 光を当てる時間(短く強く当てるか、長くじんわり当てるか)
- 冷却能力→ 肌をどれだけしっかり守れるか
など、これらが組み合わさって、
「効果」と「安全性」が決まります。
例えば、ゲームでも敵を倒す時に
武器の
ですよね?
脱毛でもということです。
ここまで読んで、
と思う人がほとんどだと思います。
大事にしてほしい基準は
です。
医療承認機器は、国が
と認めた機種のことです。
すべての脱毛機が承認されているわけではありません。
承認されるには、厳しい条件があります。
承認されていない機種がダメな機械**というわけではありません。
国に承認されている機種があるなら、まずはそこから選んだほうが失敗しにくい**という考え方です。
単純に承認されているほうが安心できますよね?
そして、
複数の機種があるクリニックを選ぶことも大事になります
毛には個人差があります。
などは、人によって違います。
そのため、必要な出力や波長も変わります。
最初から「この人にはこの設定がベスト」と完璧に分かることはありません。
だからこそ、複数の機種がある方が安心です。
もし1台しかない場合、
その機種が合わなければ合わないまま通い続けることになります。
承認機器の中で、まず、初心者におすすめしやすいのが、
- ジェントルマックスプロプラス
- ジェントルマックスプロ
ジェントルマックスプロは
ジェントルマックスプロプラスの一つ前の機種です。
という人にはおすすめできます。
まとめ
